「平松先生に最初から習いたかった」これが私の正直な感想です。私は、小学校5〜6年生の大事なときに、先生の期待にこたえられない自分が嫌になり、大好きだったピアノのふたを全く開けずに過ごしてきました。
ソナチネやツェルニーのテキストなど、見るのを触るのも嫌になってしまった私は「嵐」や「kikikids」などポップス系の音楽を聞いて過ごしました。
 そんなある日、母に誘われ、気が進まないけれど平松先生の発表会に出かけました。

「もう一度弾きたい。上手になりたい」
眠っていたピアノの音色が再び私の心の中で目を覚ましたのです。その後、一年間様々な葛藤の末、ようやく私は「平松先生に教えていただきたい」と決心して、自分から母に頼んで先生のところへ連れて行ってもらいました。二年間のブランクで、指は動かないし、おまけに手首はがちがち。そんな私に対して先生は「先生も、髪を振り乱して子育てしてる間は、ピアノを離れていたから、信じられないほど指が動かなくて、あなたと同じ状態だったのよ。気持ちはよくわかる」と本当に一から、基本から。知らないこと、分からないことだらけの私を決して責めることもなく、怒らず、教えてくださいました。

 いつでも私のコンディションや中学生の立場を理解してくださって、ムリを言わず、私のペースに付き合って、根気よく教えてくださいました。レッスンの内容は、とても濃くて、一音一音を決して見逃さず、音色を追求します。そして、そのために必要な技術を何度も何度も一緒に弾いて、私の手と頭にしっかり入るように、おもしろく(おどったり・・・)教えてくださいます。

 先生との無駄話もレッスンに通う私の楽しみで、そんな平松先生が私は大好きです。平松先生のおかげで、私はまたピアノを好きになることができ、また中2からどうしてもピアノ以外の楽器がやりたくなって、フルートをはじめることになりました。ピアノはもちろんのこと、私は一生音楽と楽しく付き合っていきたいと思います。

P/N しずかちゃん 



 しずかちゃんはかしこくて芸術的センスをいっぱい持っているとおもうよ。思いや音楽の表情がすぐに伝わるのでうれしいです。だいぶん脱力も出来てきて楽に弾けるようになったね。
  中学生のしずかちゃんに「もっと色気出してチョ!ママによく習ってきて!」手首が硬かったり譜読みを間違えたりすると「足蹴りだぁ〜」とイジメテ?るのに!あ・り・が・と・うm(_ _)m 
  私っていつも踊ってる!?!?!(ホントにおどったり心でおどったり・・・)レッスンはいつもチョーたのしいで〜す。風邪ぎみでも生徒が来ると元気いっぱいになっちゃう私です。
  発表会の『幻想即興曲』楽しみにしています。

by ドラえもん

       


©2003-2015 Mariko Hiramatsu. All Rights Reserved.